ソックスエイド作成

皆さんこんにちは。LIFE REHABILITATION希望のつぼみ末広です。

お盆が過ぎ、北海道の短い夏が終わろうとしていますが、今年はまだまだ暑い日が続きそうです。

熱中症には十分気を付けて、水分補給もしっかり行っていきましょう。

最近、身体が曲げられなく靴下が履けなくなって困っているご利用者様がおり、どうしたら靴下がうまく履けるかを相談されました。

皆さんも、靴下は毎日履くものですよね。

しかし、こちらのご利用者様のように股関節を手術された方(人工骨頭置換術)やその他の様々な理由から身体を曲げることができずに靴下が履けない方もいらっしゃいます。

そこで、相談されたご利用者様にソックスエイドという靴下を履く自助具を、作成してみました。

 

 

 

 

 

~用意する道具~

・プラスチック製の下敷き

・紐(長さ3m程度のもの)

以上です。いずれも、100円ショップなどで購入でき、だれでも簡単に作成することができます。

~作成方法~

①型紙を作成する。

 

 

 

 

 

②型紙を下敷きに書く。

 

 

 

 

 

③はさみで切る。

 

 

 

 

 

④穴をあける。

 

 

 

 

 

⑤紐を通す。

 

 

 

 

 

作成時間はおおよそ10分程度で作成できます。

 

ソックスエイドの使用方法

①作成したソックスエイドを丸め靴下を装着する。

 

 

 

 

 

②装着したソックスエイドに足を入れる。

 

 

 

 

 

③両方の紐を引っ張りながら靴下を履く。

 

 

 

 

 

今回は、ソックスエイドを作成してみましたが、自助具には様々なものがあります。

爪を切るものや手の届かないところへ湿布を貼るものなど、御身体の状況に合わせて、日常生活を行いやすくできるものです。

今回はご利用者様と一緒に作成しましたが、一緒に作ることで、自分に合ったものを作成することができ、次回に自分で作成することもできます。

もし、同じようにお困りの方がいらっしゃいましたら、ご参考にして頂ければ幸いです。