笑う門には福来る

こんにちは。QOL向上センター希望のつぼみ真駒内でレクリエーションを担当しています介護職員の吉岡です。

最近、いろいろなレクリエーションを行っていると、「想定外の笑い」が飛び出すことが多々あります。こうした場面に出くわすと、レクリエーションにおける笑いの大切さを改めて認識することになります。

笑いは脳の働きが活性化し、血行が促進されて新陳代謝が活発になります。また自律神経のバランスが整い、筋力アップをもたらします。それは、取りも直さず、幸福感と鎮痛作用をもたらす結果になります。ですが、そうは言っても高齢者施設におけるレクリエーションで笑いは狙って引き出せるほど簡単なことではありません。現段階では、どの場面をとってみても「想定外」の域を出ないのです。そこで、基本的な笑いのテクニックを勉強してみました。

まず、一番大切なことはスタッフ自身がレクリエーションを楽しむこと。自分が楽しくないのにご利用者様を楽しませることは出来ないということです。確かに、スタッフが楽しんでいないレクリエーションなどご利用者様にとって、苦痛の何ものでもありません。

次に大切なことは、声を出すことと、目と目を合わせること。人は誰でも、自分のことを見ててくれると嬉しいものです。それはたとえ、人生の大先輩であるご利用者様も同じだと考えられ、介護員として、心に寄り添った接し方をすることでご利用者様も嬉しい気分になって頂けると思います。また、声を出すことで、なぜか、元気が出てきます。元気が出ると、周りのご利用者様にも伝わって、笑いの渦ができます。

つまり、声を出すことで笑いが生まれ、笑ってこそ元気になり、元気だからこそ健康と幸福感が訪れる。要するに、『笑う門には福来る』なのです。

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