短冊に願いをこめて
こんにちは。QOL向上センター希望のつぼみ真駒内です。
当センターでは、ご利用者様に子供の頃の思い出を蘇って頂きたいという思いから、季節ごとにさまざまな年中行事を実施しています。1月に書初め、2月に豆まき、3月に雛人形の設置と作成、5月には、桜の花見など。そして、今月(8月)は、七夕の行事として七夕飾りでご利用者様に短冊にそれぞれの「夢」を書いていただきました。
「健康になりたい」、「笑顔で元気に過ごせますように」など健康への希望を書きしるしていたり、「みなさんが笑顔でいられるように」や「妻となかよくいつまでも一緒にいられますように」などのように周りの人への思いを綴られたものもありました。中には、これこそが「夢」という「クレオパトラになりたい!」や「楊貴妃になりたい!」などユーモラスに富んだものまで飛び出して、ご利用者様の思い思いでそれぞれの個性が生かされた内容になっています。
こうした展示から、昔の思い出と現在の思いが融合してご利用者様同士の交流もさかんに行われ、それが相乗効果となって賑やかな雰囲気を醸し出されています。
年中行事は普段の生活に張り合いを与え、満足感と幸福感に溢れた日々を提供するだけでなく、五感から季節を感じて思い出が蘇るという効果も期待されます。こうした効果でご利用者様の充実した日々に少しでも貢献出来ればと、心の「短冊」に願いをこめるしだいです。